会議日:令和6年2月22日
( 令和6年第1回市会定例会【 予算関連質疑】 )
⑦ 山下埠頭の再開発
次に、山下埠頭の再開発についてお伺いします。
一昨日の予算代表質問において、我が党の渋谷団長が指摘をしましたが、市長の思い入れが強い事業にも関わらず、市政の基本方針では、山下埠頭については一言も言及していません。市長は山下埠頭の再開発の関心を失くされたのでしょうか?
それとも、既定路線ですでに決まっているので言及する必要が無かったのでしょうか?
あれだけ、選挙でI Rに代わる事業を!と声高に仰っていたのに、もう熱が冷めましたか?
改めて確認したいのですが、
山下埠頭の再開発について、市長は関心をお持ちですか?お伺いします。
横浜経済をけん引するまちづくりの象徴として、山下ふ頭の再開発は大変重要な事業であると認識しています。現在、検討委員会で議論が行われております。本年を目途に、一定の方針が出される予定と承知しております。再開発を今後力強く進め、都心臨海部エリアの魅力を磨き上げ、横浜の将来にわたる安定した活力の創出につなげてまいります。
昨年から再開発検討委員会が開催され、委員からも街づくりの視点で開発を進める旨の意見が多数出ています。
我々も山下埠頭は横浜の一等地に何を作るかで、横浜の街が大きく変わると期待をしています。横浜市の収益にとっても重要な街づくり事業です。
そこで、
事業の所管局を港湾局から都市整備局に移し、横浜の海の玄関口にふさわしい開発計画を作るべきと考えますが、市長の考えをお聞きします。
山下ふ頭の開発は、関係局が一丸となって取り組む事業であります。そのため、都市整備局も含め関係区局による副市長をリーダーとした庁内プロジェクトを組織しております。その上で、検討委員会の議論と連携して検討を行っております。引き続き、埠頭の整備を所管する港湾局がまとめ役となり、かつ全庁横断的な体制でしっかりと検討を行ってまいります。
山下埠頭に港湾施設を整備するのであれば、港湾局の所管で良いでしょう。
しかし、既に横浜市の臨海部の街づくりとして位置付けられている以上、いつまでも港湾局の所管にすることに、違和感を覚えます。
山下埠頭の再開発は横浜市にとっては、横浜経済の起爆剤として大いに期待が高まる事業です。おかしな忖度を働かせずに、横浜の将来の為に「市民目線」で検討いただく事を切に願います。