令和6年

① 【地震防災戦略】令和6年第1回市会定例会 予算関連質疑

会議日:令和6年2月22日
( 令和6年第1回市会定例会【 予算関連質疑】 )

① 地震防災戦略

山下正人

質問の前に、元旦早々に発生した能登半島地震において、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復興を祈念申し上げます。横浜市も大都市の役割として、できる限りの復興支援に協力いただく事をお願い申し上げます。

山下正人

それでは、最初に地震に関連して、防災に関してお伺いいたします。

首都直下型地震の可能性が高まっていると言われて久しいですが、今一つ危機感が希薄に感じてなりません。過去に、阪神淡路大震災、東日本大震災と10年毎に大きな災害が発生しても、喉元過ぎれば、忘れられてきている感があります。

東日本大震災が発生する直前に消防局の常任委員会で質問した事を今でも覚えています。

山下正人

「阪神淡路直後に大幅に増えた予算が、10年間に右肩下がりで減少しているが、横浜市の震災対策は大丈夫か?」と質問し、当時の局長の答えは「限りある予算で、最大限努力します」でした。

今回と同規模の地震が首都圏に発生すれば、被害は尋常ではありません。

今回の能登半島地震を踏まえて急遽「地震防災戦略」の策定を打ち出した事は、時節を鑑みた対策と評価しています。

そこで、

山下正人

地震防災戦略にはどの様な内容を盛り込むのか?市長に

市長

現在の戦略を検証しながら、基礎自治体の責務として、市民の皆様の命と暮らしをお守りする戦略として策定いたします。その中では、避難生活の長期化など、能登半島地震で顕在化した課題を踏まえまして、地域防災拠点や福祉避難所など避難支援生活の支援の在り方、拠点等への物資搬送、道路や上下水道などライフラインの耐震化の状況、上瀬谷への広域応援活動拠点の整備などを検討いたしまして、必要な内容をしっかりと盛り込んでいきます。

山下正人

被災地支援に入っている方から報告を受けていますが、避難所等の状況は劣悪のようです。避難所のT K B、すなわちトイレ・キッチン・ベットの状況は東日本以前に戻ってしまったと報告がありました。今回の地震防災戦略には避難所運営の抜本的な見直しを是非お願いします。

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