令和6年

⑥ 【GREEN EXPO 2027】令和6年第1回市会定例会 予算関連質疑

会議日:令和6年2月22日
( 令和6年第1回市会定例会【 予算関連質疑】 )

 GREEN EXPO 2027

山下正人

GREEN EXPO はいよいよ3年後に迫ってきました。
しかし、まだ万博として世界から人を呼び込む盛り上がりが欠けている事は皆んなが感じていることでしょう。

大阪万博と違って緑の万博、GREEN EXPOはコンセプトが全く違います。
大阪万博と連携することはGREEN EXPOのイメージがブレると思います。
そこで

山下正人

大阪万博とは全く違った視点で開催する、緑の万博のイメージ戦略を強化すべきと思うが?

市長

圧倒的な花や緑でお迎えするだけでなく、会場を訪れる誰もが、環境課題について考え、そして個々の意識、行動を変えるきっかけになる、それが新たなグリーン社会の実現にもつながります。そういった博覧会を目指しています。

6年度は、会場コンテンツや参加メニューなどの具体化に合わせて、様々な広報の媒体やイベントなどにおきまして一層のプロモーションを行い、GREEN×EXPOならではの魅力を国内外に広く発信していきたいと考えております。

山下正人

GREEN EXPOにおいて、次世代に託すメッセージが極めて重要と考えます。
しかし、園芸博は子供達・子育て世帯の関心が薄いのが現実です。

子育て世代の関心を高める為に、EXPOで提供するコンテンツが子育て世帯にも刺さる必要があります。
そこで、

山下正人

子育てしたい街、横浜としては、子育て世帯を呼び込むコンテンツをどの様に考えているのか?

市長

親子で遊びながら学べる知育コンテンツ、市民の皆様による環境活動イベントへの参加など、子育て世帯が御家族で楽しい時間を過ごせる多彩なコンテンツの検討を進めています。また、世界各地の植物や生物多様性を学べる展示、リアルとデジタルの融合による体感コンテンツ、今後の脱炭素社会を牽引する先駆的なGX技術の実証・体験など、子育て世帯をはじめ幅広い世代の方々が感動し、心に残る博覧会にしていきたいと考えています。

山下正人

また、
EXPOを契機に社会の常識が変わった。世界の意識が変化をした。と思われる仕掛けが必要です。
そこで、

山下正人

横浜のEXPOは脱炭素、SDGsの国際展である事をどの様な工夫で伝えるのか?

市長

カーボンニュートラルを始めとしたグリーンイノベーションの最新技術など、地球環境の課題の解決をテーマの一つとする国際博覧会であることを、国際会議や全国的なイベントの場などで発信し、首都圏、全国、そして国外へと拡げてまいります。

また、脱炭素など地球環境への取組に積極的な海外都市との直接的な対話や、TICADなど国際会議と連携するなど、積極的にプロモーションを展開してまいります。

山下正人

メディアの報道の中には、「万博=税金の無駄遣い」とのミスリードする報道もあるようです。しかし、GREEN EXPOには全く異なります。
GERRN EXPOは脱炭素や新たな農業技術を世界に発信するチャンスです。

横浜発の最先端技術が花開き、横浜経済が活性化、スタートアップ企業がブレイクするチャンス、稼ぐタネを育む万博にするとのメッセージが大事です。
そこで、

山下正人

内外の多くの企業がE X P Oでの展示をチャンスにしようと考えていると思うが、企業の出展・参画意欲についてお伺いします。

市長

脱炭素やサステナブル社会の実現に積極的に取り組んでいる企業が加速度的に増えています。多くの企業から環境をテーマにしたGREEN×EXPOならと、そういった高い関心が寄せられております。さらに、会場を彩る多くの花や緑への御協力をいただく花き園芸業界等からも、多くの期待の声をいただいています。

引き続き、企業や団体の皆様と対話を重ねるとともに、海外の企業の参画も積極的に働きかけていきたいと考えています。

山下正人

聞くところによると、J A X A(宇宙開発機構)も次世代燃料であるSAFの分野において、GREEN EXPOに関心を示していると聞きます。

GREEN EXPOに来た子供が将来、「あの時、初めて見た!」「感動した記憶が残っている」と言える夢のあるEXPOであり、我が国が新たな成長産業を生み出すEXPOになる事を期待して次の質問に移ります。

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