会議日:令和7年2月26日
( 予算第一特別委員会【経済局関係】 )
企業誘致戦略

川崎市は殿町キングスカイフロント、羽田には羽田イノベーションシティが完成しており、これらの地区は羽田空港の目と鼻の先に立地しており、国際展開を目指す最先端企業には魅力的な場所です。
殿町キングスカイフロント等、競合地域が多い中、横浜市の魅力を どのようにP Rするのか?

横浜市には、豊富な人的資源やコストパフォーマンスの高い賃貸ビル、 充実した交通ネットワーク、自治体最大級の立地支援制度があるほか、働く場から、良好な住環境や最寄り駅、憩いの場までの近接性という観点からすると、総合的に働きやすい環境が横浜市には整っています。 _ 人材採用に課題感を持つ多くの企業に際立つ立地環境と対外的に発信していきたいと考えています。

横浜市は370万人の人口を有しており、北部方面などは研究機関に勤める人材も多く住んでおり、多くは日々の通勤ラッシュの苦痛に納mされています。食住近接のライフスタイルを提供するためにも、横浜の北部地域に研究機関等の企業誘致する考えはないのか?

企業立地促進条例では、北部地域において、港北ニュータウン地域や内陸北部工業地域等を特定地域に指定し、本社、研究所等の多様な機能の立地を支援する一方、特定地域外の市域でも、研究所及び工場の立地を支援対象としています。

M M地区は横浜の代表的な企業集積エリアだが、多様な働き方を求める昨今では、画一的な企業誘致は時代遅れ。福岡なども中心街の天神から隣接の糸島市に企業も人も流れている。10万人の市でも魅力的な経済政策を立てられるとするなら、横浜市の各18区でも独自経済政策を考えられるスキームを考えるべきではないか?

働き方自体の意識が大きく変わってきている現状もある中で、働く場所という意味では、雰囲気が良い場所や、食べ物が美味しい場所、そのような場所を選びながら、リモートで働くというような形も場合によってはあると考えます。
横浜にも魅力的な場所が各区にそれぞれ多数あり、各区役所が持っている ポテンシャルが生かされてくるところがあると思います。
一方で、横浜市全体を捉えた上での区の経済政策のあり方という観点からは、なかなか思い至らないというような現状もあると思います。 私は市民局も所管しておりますので、そういう観点から、少し意識を変えていくというような取組も必要だと感じます。