会議日:令和7年3月10日
( 予算第一特別委員会【道路局関係】 )
道路インフラのメンテナンス

昨年の決算委員会にて、片持ち標識の保全計画を10年から5年に前倒しいて頂くようにお願いしました。
令和7年度予算では、前年より大幅に予算を拡充して頂き感謝します。
次年度の予算規模を継続できれば、現在の危険な標識の改善が予定通り完了するのか、再度確認したいのですが、
次年度予算の規模ペースを続けて、5年間で危険度の高い標識は保全されるのか?

片持ち式標識の修繕のために、令和7年度予算と2月補正予算を合わせて、2億400万円を確保しています。6年度予算の6,400万円と比べて、1億4,000万円の増額となっています。
この予算規模を継続していけば、5年で対策を完了できると考えています。

標識等の保全は進むようですが、道路施設の一つである街路樹は以前より気になっています。特に根上がりによる小さな事故が結構起こっています。
そこで、
根上がり対策予算6,000万円で何ヶ所の対策工事が可能なのか?

道路局予算概要に記載している6,000万円の街路樹の更新等の予算と、みどり環境局と下水道河川局の予算を合わせて、約1億6,000万円で、市内13路線において、街路樹の植え替えや根上り対策を実施してまいります。 青葉区では、美しが丘西サクラ通りで植替えを行い、抜本的な根上り対策を実施します。

適切な樹形管理には剪定の事前協議と請負業者に剪定方法を徹底すれば良いと聞きます。しかし、街路樹の剪定管理をする土木事務所の下水道・公園管理係には造園職の係長が不在のところが多いのが現状です。現場で指導する監督者が造園の知識を持たない為に無理な強剪定を指示している状況があるようです。
綺麗な樹形を担保するためには、各土木事務所の体制を見直すべきと思うが、副市長にお伺いします。

以前、街路樹の管理は、方面別の公園事務所が担当しておりましたが、平成17年の区役所の機能強化により、各区土木事務所道路係に移管されたという経過があります。
それ以来、約20年たっております。市民の皆様からの要望に対応するために予算を増額してきました。しかしながら、近年の街路樹に対する市民ニーズは多様化しております。先生のおっしゃる通り、土木事務所の体制の見直しも含めて、適正な街路樹管理のあり方について、議論をしていく必要があると考えております。