令和元年

横浜市歯科口腔保健の推進に関する条例の制定

横浜市歯科口腔保健の推進に関する条例(通称:歯科口腔条例)を議員提案にて制定しました。
横浜市歯科医師会の方々と勉強会を重ねて、横浜市民の健康長寿の目的に口腔ケアの政策を充実させる目的で制定しました。

歯科は予防政策のトップランナー

8020運動という言葉を聞かれたことがあると思います。
80歳で20本の歯を残し、自分の歯で食事ができることで QOLを上げる取り組みです。
人間も動物と同じで、自分の歯で書く事ができなくなると体が弱ります。

歯科医師会が提唱した8020運動は介護予防・健康増進につながる取り組みです。
今回の歯科口腔条例は子ども、妊婦、高齢者等様々な世代に対する歯科口腔の支援を充実させる事で、医療費の抑制につながることが期待されます。歯科医の皆さんは子供達の歯科検診においてフッ素を塗ることで虫歯の予防などにも積極的に取り組んでこられました。
8020運動もフッ素も歯科医の営業の範囲を狭めることに繋がりますが、国民の健康を維持するという目的においては理にかなっています。

国民皆保険制度を守る

少子高齢化により、社会保障は危機的な状況に近づきつつあります。
我が国が誇る国民皆保険制度を維持するためにも、医療の予防政策に大きく舵を切る必要があると考えます。
我々が議員提案で成立した横浜市歯科口腔保健の推進に関する条例も長い目で見れば、国民負担の軽減につながる取り組みになると考えています。

 

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