世界を目指す若者応援事業
世界を目指す若者応援事業が立ち上がりました。
かねてより研究を進めてきた高校生留学の支援事業が形になりました。日本の子供達が内向きになっているという話を聞くたびに、若い脳みその内に世界から日本を見つめて、我が国の弱点・・強みを考えて欲しいと思ったので高校生留学の制度を実現させたかったのです。
篤志家の寄付を基金に
問題になったのは資金をどうするのか?市民税を活用する場合は横浜在住の子供にしなければダメなのでは?
県外から通ってくる子供と市内の子供が同じクラスで机を並べていた時に不公平が生じるのは教育的配慮を欠くのではないか?
等々の税を投入するが故の困難があります。
その時に、市内企業を退職した篤志家の方が、退職金から一億円を子供のためにっ使って欲しいと寄付をいただき、寄付金を使って基金を創設しました。「横浜市世界を目指す若者応援基金条例」を定めて制度設計が完成しました。
ハングリーな若者のチャレンジを待っています
募集を始めると、どうしてもアメリカ・オーストラリア等の英語圏の人気が高く、英会話能力を身に付けたいとのニーズが高いのは予想通りでした。私は個人的にはアジア圏を希望する若者を期待していました。
英米は大事な国際パートナーですが、これからはアジアの時代と考えます。
ベトナムやタイ・インドネシアこれからの経済成長が期待される国々の若者同士が高校生という利害関係のない時代から人間関係を持っていれば、将来は大きな財産になることは間違いないと考えるからです。
国の留学制度は自国の子供の旅立ちよりも、海外の子供を迎え入れる予算の方が多いのが現状です。
国がやらないのであれば、国際都市の横浜が若者の旅立ちを応援します。