向精神薬の薬害問題

医療問題

精神疾患における薬の多量・多錠摂取の問題

厚労省規制と現場の状況

精神疾患における薬の多量・多錠摂取の問題は2024年に厚労省が規制をかけたが、未だに精神科の医療現場では続いている様です。

原因は幾つかあると思いますが、医師サイドの声は患者家族の強い要望と言います。
深夜に暴れる等の異常行動を薬で抑えられのであれば、患者家族が薬を望むのも無理はない。
一方で、薬による副作用等のリスクは患者につきまといます。
大量の向精神薬が自死を誘発されることも指摘されています。

医療現場の課題

精神患者が増えている現状の中、診療現場では、十分なカウンセリングをする時間がなく薬のリピーターを作っていると批判の声が出てます。現行の医療点数では、カウンセリングに時間を費やしても儲からないと言います。
また、製薬会社の過度な営業姿勢も問題があるでしょう。

根本的解決の難しさ

向精神薬の多錠摂取問題を10年前から指摘をしてきましたが、根本的な解決方法は未だに見出せません。
この問題に関わっていると、必ず出てくる陳情は「良いお医者さんを紹介して欲しい」です。
患者も家族も薬の減らしたいが、対応してくれる医師に巡り会えないのいうジレンマを持っている様です。

横浜市会議員:山下正人

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