eスポーツで地域経済の活力を

調査

eスポーツの関係者と意見交換

eスポーツの推進に取り組んできました。2年前より、eスポーツの関係者と意見交換をしてきました。
「eスポーツって要はゲームでしょ?」とよく言われました、そうです、ゲームです。
しかし、スポーツには一定のルールの元に競うという概念があり、その視点で捉えるとゲームをスポーツといってもおかしくはありません。
スポーツであるかないかの問題の前に、eスポーツは大きな経済的効果があるという事に着目すべきと考えて、横浜でeスポーツの世界大会を実施しようと訴えてきました。因みに、私はゲームをほとんどやりません、好きではないのです。

他都市は市長の先見性でeスポーツを推進している

今回は福岡eスポーツ協会を訪問しました。常任委員会の委員長として、他会派の議員にもeスポーツの現状を知ってほしいと考えての視察先選定をしました。ゲームとは全く無縁の高年齢議員も現実を目の当たりにして、考えが変化したようです。
例えば、横浜に本社のあるNISSAN。若年世代の自動車離れを抑制するために、車のレースゲームの大会をスポンサーしています。
本来であれば、横浜で開催してくれると横浜に経済効果があるのですが、福岡市がいち早く働きかけをして福岡大会として定着しつつあります。
大きなeスポーツの世界大会になれば、海外から大勢の観客がゲームで競う大会に集まります。(私も当初は実際に見るまでは信じられなかった)

高齢者が孫とゲームで対戦

経済効果・世界大会等のプロのeスポーツも魅力あるコンテンツですが、目線を下げて、高齢者の認知予防対策、コミュニティの形成等の目的でeスポーツを活用することも可能です。
核家族化が進む中、遠くに離れたおじいちゃんと孫がオンラインゲームでコミュニケーションを取るというのも、一つのおじいちゃん孝行です。
ゲームの種類を考えれば、高齢者施設でeスポーツ大会も可能です。
硬い頭で考えるより、柔軟な発想でトライをしていくのが、進取の精神を持つ横浜らしさと思っています。

 

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