八潮市で発生した下水道の陥没事故は未だに復旧の目処が立ってません。
事故に巻き込まれたドライバーはじめ、未だに不自由な生活を強いられている方々には、心よりお見舞い申し上げます。
インフラの問題は下水道だけでなく、様々あります。
例えば、昨年の決算委員会にて私が取り上げた「片持ち標識」は横浜市内に約1,400基あります。
その内の1割は早急に対応すべき3判定です。
しかし、現行の横浜市予算では年間10基程度の整備しか出来ず10年以上掛かります。
所謂、道路標識は警察(神奈川県)の管轄ですが、片持ち標識等は道路管理者(横浜市)の管轄です。
我々、市議会が市民の声を伝える必要があると思ってます。
来年度予算では、我々の要望もあり20基程度は修繕する予算は確保しましたが、理想とする5年以内に修繕が完了するには足りていません。
片持ち標識も根元が腐食している物もあり、台風等で倒れたら大事故に繋がります。
政治がポピュリズム化すればするほど、子供手当等の目立つ政策に偏り、インフラのメンテ等の地味な事業は隅に追いやられます。
横浜市長の意識は今年の夏の選挙に傾注してますので、我々議会が市民の声を伝える必要があると思ってます。
皆様の周りでも、根元が腐食した標識がないか注意して下さい。
横浜市議会議員:山下正人