横浜市は来年度予算に大型図書館の整備検討予算を計上しました。
横浜市北部住民にとっては、北部方面に中央図書館規模の整備を熱望していたので歓迎すべきものです。
私も再三「北部方面に中央図書館を!」と言っていたので大歓迎です。
しかし、何故、市長は突然、図書館と言い出したのか?就任当初から図書には全く興味がなかったのに。
お隣大和市のシリウスが人気施設になっているので、二番煎じを狙ったのか?

大和市文化創造拠点シリウス
山中市長の政策には哲学がなく、有権者に受けるのか?否か?が判断基準
山中市長の政策には哲学がなく、有権者に受けるのか?否か?が判断基準になってるようです。
(図書館は住民要望が高く票になると判断したのか?)
私がまだ一年生議員だった15年前。
自民党有志の若手議員で「図書館へ行こう!」プロジェクトを立ち上げ、市内18ヶ所の図書館を調査し、当時の田村教育長に提言書を提出しました。
その時の想いはいまだに変わらず、本の文化を残していく為に図書館が必要な事。
電子書籍も含めて、情報(知識)の拠点として機能しているのか?
等の目的に沿って図書館を考えるべきと提案してます。
本の貸出数や入館者数で図書館を評価する昭和の考え方は改めるべき
横浜市の図書館はこれからの本文化を残す為に必要な政策として、また、図書館からスタートアップ企業が誕生する様な情報拠点として機能する場所であるべきです。
本の貸出数や入館者数で図書館を評価する昭和の考え方は改めるべきです。
そして、消えゆく街場の本屋をサポートする事も視野に入れねばなりません。
再版制度も変えて、街場の本屋さんから学校図書を購入するなど、行政調達による支援がないと街から本屋が消えます。
本の文化は国民の知的水準のバロメーター
本の文化は国民の知的水準のバロメーターです。
この機会に街の本屋を育成して、先進的な図書館に生まれ変わる様に提案して参ります。
横浜市会議員:山下正人