水ビジネスの旗艦企業
横浜市の水ビジネスの旗艦企業として期待されてきた「横浜ウォーター株式会社」ですが、設立から15年が経過した今もなお、当初の「日本の水メジャーになる」という目標には届いていない現状です。私はこの問題に真剣に向き合い、先日の市会定例会で横浜ウォーターの改革を強く訴えました。
期待とは裏腹に
横浜ウォーターは近代水道発祥の地・横浜のプライドをかけて1億円を投資し設立されましたが、これまでの配当はわずかに2回(1000万円と500万円)にとどまっています。
期待とは裏腹に、他都市の水道企業に売上げでも後れを取り、現状では「単なるコンサル会社」に成り下がっていると私は厳しく指摘しています。
特に問題視しているのは、現社長が水道事業に精通していない点です。
私は、「横浜ウォーターを立て直す気概のある人物を社長に据えるべきだ」と考えており、報酬目当ての天下り人事を排し、設立時の熱い思いを持つ人材を思い切って選任するよう提案しました。
目指すビジョン
世界の水ビジネスがヴェオリア一強となっている今だからこそ、経済安全保障の観点からも横浜ウォーターを再び横浜市の稼ぎ頭に育て上げるべきだと訴えています。
横浜市の技術と人材をフルに活かし、周辺自治体の課題解決に貢献できる企業へと成長させることが、私の目指すビジョンです。
市政の現場で、横浜の未来を切り拓くために全力で取り組んで参ります。
横浜市会議員:山下正人