兵庫県知事選挙とOLDメディアの敗北
斎藤元彦氏が見事当選
パワハラ問題を追及されて失職した斉藤知事が見事当選をされた。
今回の斉藤知事は議会の全会一致の不信任の末に失職したにも関わらず、兵庫県民は続投を希望した結果になりました。
当初、斉藤知事のパワハラ・おねだり等の行き過ぎた行動に、多くの主要メディアは一斉バッシングを浴びせ、斉藤知事は連日メディアの公開処刑の餌食になった。
もちろん、職員の自殺というショッキングな事件もあり、兵庫県政の闇を炙り出すというメディアの正義感があることは否定はしません。(私は兵庫県政に関わってないので、何が真実なのかはわかりません)
今回の知事選は、誰もが、斉藤氏が立候補する事を快く思わず、泡沫候補として敗北するだろうと予想をしていたと思う。
実際に選挙スタートは孤独な選挙であった。
しかし、結果は斉藤知事の圧勝となった。
選挙の勝因はSNSの威力を見せつけられたと考える方も多いと思うが、私は今回の選挙結果を見て背筋が凍る感覚を持った。
OLDメディア vs NEWメディア
今回の選挙はOLDメディア vs NEWメディアの構図と見ると、完全にOLDメディアの敗北です。
つまり、OLDメディアはウソをついている(フェイクニュースをばら撒いている)と国民が信じた結果ではないだろうか?
SNS上の情報も玉石混合にも拘らず、多くの方は新聞記事よりSNSを信じた。
私が背筋が凍ったのは、80年前の大政翼賛会を誕生させた空気に似ていると感じたからです。
80年前も国民の空気がメディアを煽り戦争の道を突き進むことになりました。
OLDメディアの方には今一度、自身の報道姿勢を改めて考えて欲しいと思います。
捏造報道を繰り返した朝日新聞は今でも国内最大の新聞です。
中立報道と言いながら、偏向報道を続ける姿勢には80年前の反省は活かされていないと感じます。
TVも同様です。日曜日朝のモーニングショーは情報番組という名目でシナリオに基づく都合の良い情報を発信し続けています。(元番組関係者の方曰く「番組の意向に合わない意見は編成会議で封殺される」と証言されていました)
メディアは健全な民主主義社会を形成するためには必要不可欠です。
メディアが権力に対して否定的な姿勢をとることは当然ですが、行き過ぎた報道姿勢は自身の信頼を失い、国民の政治リテラシーを毀損する結果になると認識してほしい。
横浜市会議員:山下 まさと