横浜環状道路南線の工事進捗を視察しました
圧巻なのは規模の大きさです。
住宅街の下を通すために大部分は地下トンネルになります。その上、横浜環状と横横道路の分岐点もある為に交通量の多い分岐部は5車線になります。
当然、トンネル工事も大規模になり5車線のトンネルは世界でも例が無いと思われます。(ギネス登録の為、照会中)
また、15mのシールドマシンも日本最大の大きさです。土木関係者ですら、感嘆の声を上げるほどです。
この路線は昭和63年に事業決定されて完成まで40年程かかる予定です。この事も異例です。事業決定時から反対運動が過激だった為です。
世界一の規模になった事も反対住民の声を配慮して来た為に特殊な工事をせざるを得ない事情がありました。当然、工事費も通常工事よりも1.5倍以上費やしています。約1.4兆円費用負担は我々国民が等しく負担せねばならないという現実も記憶に留め、後世に伝えるべき事です。
横浜市会議員:山下正人