【総括】予算案には賛成、しかし手放しでは喜べない
先週、横浜市議会にて2兆円を超える令和8年度予算が成立しました。
私、山下正人は、来年に控えた「GREEN×EXPO 2027(国際園芸博覧会)」の成功による経済成長への期待や、防災・防犯といった「公助」の強化を評価し、予算案に賛成票を投じました。
しかし、今回の予算審議は極めて異例なものでした。
予算の中身以上に、山中市長の「パワーハラスメント問題」が審議の大きな焦点となったからです。

【違和感のある予算編成】:ポピュリズムの影
予算項目の中には、看過できない「ねじれ」が見受けられました。
【宅配ボックス補助の欺瞞】
本来、再配達削減などの「運輸業界支援」として議論すべき事業が、なぜか「防犯予算」としてクローズアップされています。
本来、再配達削減などの「運輸業界支援」として議論すべき事業が、なぜか「防犯予算」としてクローズアップされています。
【側近職員の忖度】
現場のニーズではなく、市長の顔色をうかがう「茶坊主」的な側近職員による忖度が、こうした歪んだ予算編成を招いているのではないか。市長の威圧的な姿勢が、市役所組織の健全な判断を狂わせている懸念を強く抱きました。
現場のニーズではなく、市長の顔色をうかがう「茶坊主」的な側近職員による忖度が、こうした歪んだ予算編成を招いているのではないか。市長の威圧的な姿勢が、市役所組織の健全な判断を狂わせている懸念を強く抱きました。
【後回しにされる福祉】
私が以前より強く求めている「歯科医療保健センター」のような障害者支援施設の再整備が、市民への受けが良いポピュリズム的な施策の陰に隠れ、後回しにされている現状は極めて遺憾です。
私が以前より強く求めている「歯科医療保健センター」のような障害者支援施設の再整備が、市民への受けが良いポピュリズム的な施策の陰に隠れ、後回しにされている現状は極めて遺憾です。
【異例の事態】予算委員長からの苦言
今回の質疑において、市長は議会のパワハラ疑惑の指摘に対し、対話を拒むような「テンプレート回答」を繰り返しました。
これに対し、予算委員長から市長へ直接苦言を呈するという、通常ではあり得ない異例の事態となりました。
市長のパワハラ体質が予算編成や議会対応にまで悪影響を及ぼしている現状は、横浜市政にとって大きなリスクです。

【結び】議会との信頼関係は崩壊の危機に
予算は成立しましたが、市長のこの姿勢が改まらない限り、議会との信頼関係の修復は不可能です。
今後予定されている「中期計画」の審議においても、市長が真摯な姿勢を示さないのであれば、「市長不信任」という事態に発展する可能性があると懸念します。
横浜市会議員:山下正人